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No.994 ≪生活習慣病の薬は続けるべきか、やめるべきか≫2017.12.14

No.994 ≪生活習慣病の薬は続けるべきか、やめるべきか≫2017.12.14 目加田博史

 

経営コンサルタントは「体」が資本なので、「健康」を保つことは存続の絶対条件ともいえます。子供のころは病弱で、なにかにつけ病院に行って、母を困らせていました。挙句の果てに、高校受験を控えた中学3年生の秋に胃潰瘍と診断され、注射と投薬の治療を受けました。食べてはいけない物は、甘・辛・熱・冷・油・酸物、消化の悪い物、固い物・・・でしたので、「先生、食べてもいいものは何ですか?」と聞くと、「そうですね、ぬるい牛乳やチーズ、冷ましたおかゆ、味付けしていない煮物ですね。醤油や酢のような刺激物やコーヒー・紅茶などの嗜好物はやめた方が良いですね」と言われました。食べ盛り、育ち盛りの中学三年生としては、結構なショックだったことを覚えています。当時の先生の説明では、「食べ物が胃に入ると、胃酸を分泌し、ぜん動運動が始まります。胃酸は塩酸より強い酸で、食べ物を消化してゆきます。胃壁も食べ物と認識し消化しようとします。普通なら、胃壁は胃酸に耐えられるようになっていますが、胃潰瘍になると、胃内に食べ物がなくなっても、胃壁を食べ物と認識して胃酸の分泌が続きますので、長い時間、痛みが続くのです。だから治療法は胃酸の分泌を抑制することとぜん動運動を押さえることです」とのことでした。

医師の処方を忠実に守っても、症状が軽くなることはありましたが、完治することはありませんでした。胃潰瘍のできた場所は、入口と真ん中と出口に多数ありましたので、手術もできなかったのでしょう。それが幸運だったとわかるのは30年後のことでした。部分的な胃潰瘍になった方は胃の摘出手術を受けている方が多かったですが、実際には、学説が間違っており、必要のない摘出手術をした可能性が高いのです。

数か月単位で、調子の良い時期と悪い時期が交互にやってきました。胃に食べ物が入ると痛みが始まり、強烈な鈍痛と吐き気が3~4時間続きます。胃酸で胃壁が攻撃されている痛みです。うずくまって痛みが去るまで待つしか方法がありません。夜中に痛みで目が覚めることもたびたびでした。頑張らないといけない時に、悪い時期が重なると最悪でした。

母は「かわいそうに、骨皮筋衛門やな」といって慰めてくれました。調子の良い時は、人一倍食い意地がはって、良く食べましたが、食べても食べても太りません。調子の悪い時は、絶食に近いので、これまた太りません。

体重は50Kg以上には増えず、がりがりの上、手足が長かったので、スーツやワイシャツを探すのが大変で、当時の写真を見ると、まるで、骸骨のようです。胃潰瘍とは生涯付き合うしかないとあきらめていました。

捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったもので、30年近い月日が流れたある日、かかりつけの医師から、「ピロリ菌の検査を受けてみませんか?」と勧められました。「なんですか?それ」と聞くと、「従来、塩酸より強酸性の胃酸の中には、菌は生存できないといわれてきましたが、最近の研究で、ヘリコバクター・ピロリ菌の存在が確認されたのです。特に、日本人には感染者が多いといわれています。」「どんな検査なんですか」と聞くと、「呼気検査です」と言われるので、息を吐くだけなら楽だと思って、ダメモトで受けました。

すると、「やはり、感染していますねぇ。保険適用になったばかりの良い治療薬がありますので、消毒しませんか?」と医師。二つ返事でお願いすると、2週間分アンプルと飲み薬を処方されました。

早速、食後に、飲みました。すると、なんと!なんと! アンプルを一口飲んだだけで、瞬間的に痛みが消えました。まるで魔法です。ほんとに一瞬で痛みが消えたのです。それ以降、いつもお決まりの食後の鈍痛がなくなり、快適そのものになり、現在もその効果が続いています。

1983年、後にノーベル賞を受賞したオーストラリアのロビン・ウォレンとバリー・マーシャルによって、ピロリ菌の発見と治療法の確立のおかげです。日本で保険適用されたのは200011月でした。

処方された薬を飲み終えて、病院に行くと、「先ほどの呼気検査では、ヘリコバクターはきれいに消毒できています。今後は、再感染を防ぐ薬だけでよいでしょう。1日1錠です。でも、これは生涯飲み続けてくださいよ」と言って、小さな錠剤が処方されました。

30年間の痛みから解放されて、思うように食事ができるようになり、体重が20kg近く増えて、適正体重になりました。「生涯飲み続けよ」と言われた錠剤は1年ほどでやめました。しかし、医師は、それをとがめることもしませんでした。呼気検査だけは、定期的に行っていますが、お陰様で、再感染はしていません。

子供のころから、季節の変わり目には、良く風邪を引き、ひどくなると声がかれました。それまでは、胃潰瘍に意識が奪われていたので、風邪ぐらいは病気じゃないと思っていたのですが、胃潰瘍が完治すると、こちらの方が気になります。風邪を引くのは、体温が低く、免疫力が弱いためです。当時の体温は、35.5度でした。

顧問先の歯科の先生が、免疫力を高めるプログラム11か条を勧めてくださったので、衛生士さんの指導で、プログラムを実践するようになりました。

①一歯1分の歯茎のブラッシング
15分以上の半身浴
③水2リットル
④早歩45
⑤禁煙
⑥毎日の青汁
6時間以上の睡眠
⑧ストレスコントロール
⑨根菜類を良く食べる
⑩穀物中心の食事と一口30回以上の咀嚼
⑪良質なタンパク質の摂取と乳製品を摂らない
11か条です。いずれも、血流を良くすることと、腸内環境を整えるプログラムです。毛細血管が集中している歯茎をブラッシングすることは、同じく毛細血管が集中している手指を使って行いますのでマッサージ効果が抜群なのです。免疫力を阻害する要因は血の停滞、つまりオケツを防ぐことです。②④は半分しかできませんでしたが、3か月ほどで、効果が表れ、体温が1度あがり、36.5度になりました。

すると、それまでは、寒さに弱く、寒暖差ですぐに風邪をひいていたのが、まったくと言ってよいほど、風邪をひかなくなりました。人一倍、移動が多い生活をしていますが、快適そのものです。

歯科の先生は、「現代栄養学には矛盾がいっぱいあり、西洋人向けに体系化された栄養学は、東洋人には当てはまらないものも多い。それより、マクロビオテックのような、『身土不二』『一物全体』という東洋思想の方が日本人には適している」と提唱されています。

例えば、乳製品、中でも牛乳は、カルシウムが豊富に含まれた健康飲料ですが、腸内での吸収が早いため、血中濃度が一気に上がります。脳は血中カルシウム濃度が一定以上に上がると、アラームを出して、一定量のカルシウムを排出するよう指令を出します。血中もカルシウムだけでは一定量に足りない場合は骨に含まれるカルシウムを分解して排出します。すると、骨がスカスカになる骨粗しょう症の原因にもなりかねません。骨を丈夫にしたいと思って摂取した牛乳によって、骨を弱くするという皮肉が体内で起きているのです。私は、乳製品を取らないプログラムの実践で、骨密度は40代だと診断結果が出ています。

病気になってからは、信頼できる医師を信頼して任せるしかありませんが、普段の養生は、自分の体の仕組みを知り、第三者にまかせっきりにすることなく、マネジメントすることが必要です。
会社でいえば、免疫力は財務です。血流は現金です。血流を上げるには、安定造血と失血防止、つまり、安定顧客基盤の構築と薄利志行をやめ、赤字を絶無にすることです。別の表現をすれば、「入りを図り出を制す」。
普段使って、一番良くわかっているはずの自分の体を一番知らないかもしれません。

 
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